広島電鉄宮島線 宮島ボートレース場駅
宮島ボートレース場(みやじまぼーとれーすじょう)
広電阿品宮島ボートレース場広電宮島口
所在地 広島県廿日市市宮島口一丁目60番地先
駅番号 なし(臨時駅)
所属事業者 広島電鉄
所属路線 宮島線
キロ程 15.9km(広電西広島起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員 臨時駅のため不明
開業年月日 1954年(昭和29年)10月31日
宮島ボートレース場駅
宮島ボートレース場駅
5200形電車 3900形電車
5200形電車 3900形電車
宮島ボートレース場駅は、広島県廿日市市宮島口一丁目にある広島電鉄宮島線の駅(臨時駅)です。
宮島競艇場の最寄り駅で、宮島競艇開催日のみ営業する臨時駅です。ただし宮島競艇は場外発売も含めると1週間に5日程度(年間300日程度)開催されているため駅の開設頻度は高いので、「開設日が少なく、利用の機会が限られる」というイメージの臨時駅とは違い、容易に利用できます。 臨時駅であることから、広電全線で導入されている駅ナンバリングの対象から外れています。
宮島競艇場は1954年(昭和29年)11月に設立された競艇場です。当駅は競艇場が開設される直前、同年10月31日に競艇場前駅(きょうていじょうまええき)として開業しています。宮島ボートレース場駅に改称されたのは2019年(平成31年)のことです。
当駅はホームが地面に接して置かれる地上駅となっています。2面あるホームは2本の線路を挟み込むように配置されています。
以前は互いのホーム位置は斜向かいにずれていて、路線の起点から見て手前に広電西広島駅方面へ向かう上りホーム、奥に広電宮島口駅方面へ向かう下りホームがあり、上りホームの宮島口方と下りホームの西広島方の間には踏切がありました。
しかし線路移設工事に伴い、下りホームが広島側に移設されたため、現在は上りホームと向かい合うように配置されています。
上りホームには屋根とベンチが備え付けられ、電車接近表示器および構内踏切が設けられています。構内踏切は営業時間外には動作せず、遮断機が下りたままとなる。対して、下りホームには屋根やベンチの類は設置されていません。
現在は上りホームのみ、かつて宮島線内で運行されていた鉄道車両専用の高床ホームが残されていて、床の位置が高くなっている箇所があります。

1954年(昭和29年)10月31日 - 競艇場前駅として開業。
2019年(平成31年)4月1日 - 宮島ボートレース場駅に改称。
2020年(令和2年)2月28日〜5月31日 - 新型コロナウイルス感染拡大に伴う宮島競艇含む全競艇場無観客開催措置に伴い、臨時停車を中止。
6月3日 - 緊急事態宣言解除に伴い、同日からの開催節より宮島競艇の無観客措置も解除された為、営業を再開。
6月23日〜6月28日 - この期間に開催されたSG第30回グランドチャンピオン決定戦競走にてクラスター(集団感染)が予想された為、再度無観客開催措置が取られた事から、同期間に限り再度臨時停車を中止。
2021年(令和3年)9月6日 - 線路移設工事の為、宮島口行きのホームを五日市側に移設。